障害者年金とひとことで言っても、障害者年金にはいくつかの種類があるのをご存じでしょうか。
障害者年金は、障害の状態や加入していた障害年金によって微妙に違いがあります。そこで簡単に障害者年金の種類について紹介していきます。
ご自身が該当する年金から自分が受けられる障害者年金を見てくださいね。
まず、自営業者など国民年金に加入している人が受けられる障害年金は、障害基礎年金と言われるもので、病気やケガによって障害を負ってしまった場合に受けられる年金で、1級障害から2級障害の人が年金受給できる仕組みとなっています。
次に、企業へ勤める会社員などが多く加入している厚生年金の障害年金は、1級障害から3級障害の人が年金受給を受けることができます。1級と2級は、障害厚生年金にプラスして障害基礎年金も受給されるので、国民年金加入者よりも手厚い年金受給となります。
最後に、公務員などが加入する共済年金に加入している人は、障害共済年金と障害一時金を受給されることになっています。
このようにどの年金に加入しているのかによって、受けることのできる障害年金に違いがあり、その保証も差があります。
障害を負えば、誰でも一律で同じ障害年金を受給できるものではないので、どの障害年金を受給できるのかは、専門家へ相談することをおすすめします。