近年、リストラや成果主義、雇用体系の多様化がますます加速しています。
したがって、うつ病などの精神疾患を患い、休職が長期化したり繰り返したりするケースがあります。
復職しても、職場で再び調子を崩し、再求職を余儀なくされる人が少なくありません。

休職者のうち、ガンや消化器系、循環器系などの患者数は変動がないのに対して
うつ病などの精神疾患の患者数は、増加する傾向にあります。
また、メンタルへスルの不調により、1か月以上休職している人の数も増加傾向です。

さらには、うつ病で休職を繰り返すと、1回目よりも2回目、2回目よりも3回目と
休職期間は長期化し、また休職までの日数は回数を重ねるごとに短くなっていく傾向にあります。

こうした精神疾患の再発を予防し、復職の成功をサポートするプログラムがあり
それを「リワーク・プログラム」と言います。

単に復職を果たすだけでは、本当の意味の職場復帰とは言えません。
そこで注目されているのが、「リワーク・プログラム」。
うつ病の人が陥りがちな再発、再休職の繰り返しから抜け出せるように考えられたプログラムです。

このプログラムは、全国に広がっています。
参加するときには、まず主治医に相談し、近隣にある機関の紹介を受けてください。

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